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「意味のないことはしない」破綻しないプロジェクトマネジメント

Kazumasa Miyauchi

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「意味のないことはしない」破綻しないプロジェクトマネジメントの画像

プロジェクトを成功に導くために

プロジェクトを成功に導くために最も重要な要素は何でしょうか。アイデア、企画、ディレクション、クリエイティブ、コピーライティング、演出など、どれも重要な要素になり得ます。これらを用いてビジネス課題を解決するためには「タイミング」も重要な要素の1つであると考えており、それを逃さないためにプロジェクトマネジメントが必然と求められます。

一般的にプロジェクトマネージャーという役職や肩書はあるものの、アウトプットするまでの工程においてタイミングや期日という「約束」は、すべてのパート、すべての関係者に求められるのではないでしょうか?

さまざまなテクノロジーが次々と生み出されることで、プロジェクトゴールまでの工程が複雑化しています。その中で、資源(時間、予算、リソースなど)を元に、最大限ビジネスにコミットするため、誰もがプロジェクトマネジメントの知識やスキル、マインドを持つことが必要になるでしょう。

目的達成するため、最短距離で目指す

ビジネスの目的を達成するには、プロジェクトの全パートを1人で担うことは難しく、社内外のメンバーはもちろん、クライアントも含めて複数人での協力が欠かせません。関係者それぞれの思考が混在する中で、ゴールまでの最短距離を進むため、常に必要性と効率性を共通認識として持ち続けることが大事だと考えています。ですが、それを実現するための管理すべき項目は多岐に渡るのです。

これらの多くの情報を常に把握しつつ、円滑なプロジェクトの進行を実現するために、私たちは情報の一元管理を実現するためにPMシート(プロジェクトマネジメントシート)を活用しています。プロジェクトごとにPMシートを作り、「進捗状況」「タスク管理」「確定事項」などの項目を1つのシートにまとめることで、誰がいつ見ても何がどこにあるのかが分かる参照先を用意し、確認や先祖返りを防ぎ、効率的にプロジェクト進行を行っています。

PMシート テンプレート

曖昧さを回避する(解釈の余地)

プロジェクトを進行している中で「言った言わない」「思っていたのと違った」など、コミュニケーションの過程で認識の齟齬が生まれてしまうケースがあります。資源を最大限有効活用するためには、記憶という曖昧なもので議論をしてしまうことを極力避けるべきだと考えています。そのため、私たちは「個による解釈の余地」を最小限に抑えるために曖昧さを回避することを心がけています。

一貫性を担保する

プロジェクトを進行する上で一貫性を担保することも非常に重要な要素です。特に中長期的なプロジェクトでは、そもそも何を達成すべきプロジェクトであるかを見失いがちです。一貫性のないプロジェクトでは個々の重要視するポイントがずれ始め、チームとしてのシナジー効果を生み出しづらくなっていきます。

そのため、前述のPMシートでは「目的」「KPI」「ターゲット」「ペルソナ」など、プロジェクトの与件も合わせて管理するのです。また、プロジェクトマネージャーを起点に、定期的なミーティングを実施し、一貫性を担保するための進行管理を行っています。
ビジネス貢献するためには、プロジェクトマネジメントによってもたらされるパフォーマンスを発揮できる環境が必要だと考えています。現状を把握し、具体的で一貫性のある進行をメンバー同士でコミュニケーションをとって実行していくことで、無理なく最短距離でビジネスにおける目標達成が可能になるのではないでしょうか。

私たちは「意味のないことはしない」という行動指針を掲げています。これは、ビジネスを成功に導くために必要な価値を、効率よく提供していきたいというメンバー全員に共通したマインドセットです。
役職にとらわれず横断的な取り組みを目指す企業として、プロジェクトマネジメントを軸としたシンプルでヘルシーなクリエイティブを提供していきます。

UNITBASEは様々なブランドや企業の事業戦略をデジタルで実現するためのチームです。
スピーディーに戦略を遂行するために、デザインだけでなくビジネス設計、ブランド戦略、マーケティング計画からプロジェクトマネジメント、効果測定に至るまでワンストップで提供しています。実施すべき戦略はあるが、実行する体制やパートナーがないと悩まれている方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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